北米の伝統かつ一般的な工法であるプラットホーム・フレーム工法を取り入れたもので、正式には枠組壁工法(以下2×4工法)と呼びます。多少の流儀 に違いがあるにしても、世界の木造住宅のほとんどは2×4工法で建てられています。言わば、国際的に通用するスタンダード な木造建築方法です。
日本で一般的な木造軸組工法(在来工法)が柱、梁による線構造とすれば、2×4工法は、壁パネルによる6面体構造で、耐震性に 優れているのが大きな特徴の一つです。 これは、阪神淡路大震災や新潟中越地震時に、建物の新旧を問わず、ほとんどの建物で大きな被害を生じなかったことからも証明されています。
日本は地震や台風が多く、不安は一つではありません。外部からの力を建物全体で吸収し分散させる強さを持ち、住宅そのものが揺れや圧力に強い構造の2×4工法こそ、これからの家創りに求められる工法です。
一戸建てとマンションの両方をご検討されている方は、鉄筋コンクリートのマンションでは、耐震等級2の物件がほとんどないことに気づくかも知れません。 実際、マンションの耐震等級はほとんどの場合、等級1です。 耐震等級2になると、探すのが困難になります。 なぜ、一戸建ては耐震等級2が多くて、マンションは耐震等級1が多いのでしょうか?
それは、コストの差です。
一戸建ての場合、10年前より全体として構造部分の仕様が上がっており、耐震性能も上がっています。 住宅性能表示制度の耐震性能の評価では、室内の石こうボードなど、これまであまり意識していなかった部分を構造耐力として算入できるため、それらを考慮することで2 x 4工法では、比較的容易に耐震等級2を得ることができるのです。 費用としては、大抵の場合、数十万円レベルのコストアップでしょう。 2 x 4工法の場合、普通の仕様でも耐震性能が高い為、特に意図しなくても耐震等級2を得られることもあります。 JCグループでは、耐震等級3の物件にもご対応致します。
気密性の高い2 x 4工法ではほとんどの構造用製材に含水率の低い乾燥材を使用し、ベタ基礎で地盤面から発生する水蒸気をシャットアウト、湿気にさらされやすい土台や床下に万全の防湿処理を施します。万全の対策で耐久性を確保します。
"2 x 4工法は増改築が自由にできない"というお話を耳にしますが、そのようなことはありません!
2 x 4工法でも、木造軸組工法の柱と梁の役割をする構造があるのです。つまり、木造軸組工法でできるものならば、全て2 x 4工法でもできるわけです。更に、木造軸組工法では、屋根裏部屋を作るには母屋がとても邪魔でした。その点、2 x 4工法ならスッキリ広々とできます。
この木造軸組工法の母屋は屋根回りの外観にも悪影響を与えます。2 x 4工法ならば、このようなことは、ありません。多様なデザイン、インテリアも自分流に。
耐震壁や開口部に関する設計ルールさえ守れば、デザイン的自由度が高いことが2 x 4工法のメリットです。柱のないすっきりした設計で、広々とした空間を作ることが出来ます。
鉄の約350倍の断熱性がある「木」を材料に使い、構造自体が優れた断熱性・気密性をもつ2 x 4工法。
外気温の影響を受けやすい外壁は、壁内に充填された断熱材との相乗効果でより高い断熱性を発揮します。更にJCグループのサッシは、優れた断熱性・防露性アルミと樹脂の複合構造を採用し、高い断熱クオリティを持ちます〈YKK ap エピソード等〉。ハイレベルの断熱性能を実現し次世代省エネルギー基準に適合しています。また、ガラス面のほか、枠・障子に発生する不快な結露の発生を減らして、健やかな室内環境を保ちます。複層ガラスの断熱性は、単板ガラスの約2倍。強度が増すので防犯性にも優れています。冷暖房費も大幅に節約でき、快適性をさらに向上させる高性能のLow-E複層ガラスを採用しております。
「遮音」と「省エネ」が重要なカギ。建物全体が構造用面板、石こうボードなどの面材で覆われている為に気密性・遮音性が高く、住宅そのものが断熱構造になっています。そのため断熱材を組み込むには最適の構造であり、その性能を最大限に発揮できる利点をもっています。
<木は火に強い、という事実>
一般的に木は火に弱いと考えられています。確かに木材が燃えやすい性質があるのは事実です。しかし、木材は、燃えると表面が焦げて炭化層をつくります。このため内部まで火が進行せず、強度が低下しにくい性質を持っています。反対に、火に強い素材と考えられている鉄は一定温度を超えると急速に柔らかくなって変形してしまいます。強度は大幅に低下し、住宅の場合では骨組みが崩れ落ちてしまうことにもなりかねません。
700〜950℃にまで達すると言われる火災においても、実験の結果などから、木材の耐火性が優れていることが証明されています。

<木材の発火を遅らせる石こうボード>(図1)
2 x 4工法ではすべての天井や壁の内側全面に、
厚さ12.5mmの石こうボードが貼られます。この石こうボードの中には結晶水が含まれていて、炎があたると熱分解を起こして約25分もの間、水蒸気を放出するという優れた特性を発揮します。このため、万一火災が発生しても天井裏や壁の内部の温度が上昇しにくく、構造材が発火点(約450℃)に達するまでの時間を大きく遅らせることが出来ます。また、床・壁の内部に埋め込まれる断熱材も火災時の熱が構造材に伝わりにくく、
2 x 4工法の住宅の耐火性をいちだんと高める働きをします。

<火の進行を妨げる、ファイヤーストップ構造>(図2)
火は空気の流れに沿って燃え拡がります。この性質から住宅の火災では床下や壁内部のすき間、天井裏が火の通り道となるケースが多く見られます。しかし、2 x 4工法では火の通り道となる床や壁を構成する構造材などがファイヤーストップ材となり空気の流れを遮断、火が燃え拡がるのをくい止めます。また、床根太、枠組材などが一定間隔で組まれている床や壁の内部の構造は、防火区画がいくつもつくられているのと同じ状態になり、この一つ一つの区画によって火の進行はさらに遅くなります。このように二重三重の防火機能を持つ「ファイヤーストップ構造」によって、2 x 4工法では初期消火の可能性が高く、火災時の被害を最小限に抑えます。
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