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小さな家族
1991年ベルリン国際映画祭特別招待上映

みずみずしい映像が語る”少年映画” 小春おばあちゃんは、両親を交通事故で失った孫の昭彦をひきとって暮らすことになるのだが、決してめそめそしたりしない。べたつきもしない。人間、しょせん一人で生きるもの。生きている限りは助け合い、支えあわねばならぬもの。そんな素敵な哲学と心根を持った自立したおばあちゃん。昭彦は小春おばあちゃんとの暮らしの中で成長していく。さりげない日々の生活の中から、人間のありようを、家族の意味を、暖かく感動的に問いかけてくる。ドイツ児童文学賞受賞の児童文学、弱者をあたたかく描く作家、ペーター=ヘルトリング原作「おばあちゃん」を実力派の脚本家田向正健が日本を舞台に脚色、多彩な演出力を持つ瀬藤祝監督が、緻密な映像で見せていく。今までにない児童劇映画です。
ヒューマンライフシネマ製作

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 ロケ地のギリシャにて
風の子どものように
(厚生大臣賞(児童福祉文化賞)受賞)

ギリシャ帰りのおじいちゃんが巻き起こすシリアス・ヒューマンコメディ。
国際的なスケールでおおらかに謳いあげる人間賛歌。

 
我が家にギリシャからやってきた天真爛漫おじいちゃん。お母さんは気心が知れているからいいけれど、お父さんとは大喧嘩!孫の夏海と徹は毎日ハラハラドキドキおじいちゃんは美しいマドンナと駆け落ち。
日本ではじめての国際的スケールで描く三世代家族愛の物語

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 監督自身も浮浪者役として出演
大阪の章二クン
1995年上海国際映画祭パノラマ部門出品

20代半ばの女性のシンデレラドリーム


去年の夏に恋した男。
その人は住み慣れた街を捨てて、
今も沖縄で暮らしている。

だから沖縄に行きたい。目的は、あの男にもう一度会うこと。理屈抜きで、あの男に会いたいだけ・・・。あたしは心に決めていたんだもの、春になったらきっと会いに行こうって。

あたし、ひとみ、札幌に住む25才元OL B型

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勝野 洋(父) 宮崎 淑子(母)

微笑を抱きしめて
平成8年度(第7回)文化庁優秀映画作品賞

美しい自然を背景に、家族の愛と喪失感を描く

父親の死を前にして、家族のみんなが限りある最後の日々をどう生きるのか、またその後をどう生きていけばいいのか。カナダの児童文学「パパのさいごの贈り物」を原作に、ガンに冒された父親と家族の絆を描いた家族愛、親子愛の物語。

監督より
がんでなくなってしまった妻との生活、望遠レンズに遠くかすんでいたその生活を映画にする気持ちになるまでには20年の歳月がかかりました。長い歳月を経て妻へのレクイエムを込めてこの作品を制作しました。

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